最低限のリテラシーは必要ですね

何気ない発言ですが、非常に大事なことだと思ったので、自分の経験を交えて少し書き出しておこうと思います。

ある機器設置をしているときのことです。リモートメンテナンスをすることを前提としており、それができないと普段の業務にかなり支障が出るものがあります。それが特定の条件でないと接続できないという状況になっていた。今までそんなことないし、その特定の条件というのがは実質接続でいないものだった。そこで聞いた一言「接続できるなら問題ないと思います」。いや、接続できないんだって…
この状況で危機感を抱いていないのはなぜか、それはこの後に起こることを想定でかないからではないかと思ったのです。問い合わせを受け、詳細確認のためにリモート接続しとうとしたら失敗する。その結果、お客様へ色々な情報提供を依頼する。提供していただくものは何であるか、情報が足りているかは送られて来た後でないと判断できない。よって、情報を集めるだけで何往復かやりとりがあり、分析するにあたって運用確認を行うことになる。それに要する時間は1時間以上であることは間違いないだろう。
で、このやりとりで先方にかける負担がどのくらいか、それが想像できないのではないか。周辺に気を配っている人であれば、ありえない対応であるのに…

物事を知るほど無知であることを知らされるものです。最近のやりとりから、最低限のリテラシーというものはほんとに必要だなと実感したのです。「最低限のリテラシーとは何か」という議論になると思いますが、状況によるのでその都度議論していけばよいと思います。

まずは情報収集、その次に分析して行動へ移す。PDCAサイクルですね。常に行動です!