まずはやることが大事

数日前、午後からプロジェクト管理の打合せをするということになっていました。そのため、自分が絶対にやりたくないと思う方向へ進まないようにネタを集めてみました。

いくつか必須となる条件があります。

  • 個別、全体のプロジェクトを見ることができる
  • ガントチャートがある
  • 使用するにあたって抵抗がないもの ※これが一番むずかしい
  • フリーツール

個人的にはビジュアルも大事なので、そのあたりを踏まえて少し調べてみた。使用ツールとして提案してもいいと思ったクオリティのものをピックアップします。

  • Brabio!
    見た目が非常にいいです。ガントチャートを使うことができるし、データダウンロードすることもできる。ダウンロード機能があれば、エクセルでないとダメという人であっても回避方法ができる。 ただ、人数の制限があって有料版でないと実質使えないので、金額的にハードルが上がってしまう。

  • redmine
    耳にしたことがある人は多いのではないかと思います。フリーで使えてタスクの管理やwikiによるドキュメント管理、ガントチャートでの全体把握も可能。そして、社内に既に環境が存在する! このツールを使うにあたっての問題点はサーバー管理者を立てるということ。ツールを使うということは、何かのタイミングでツールのバージョンを上げていかなくてはいけない。この管理をする人がいないんですよ。現時点では勢いでサイトを作成し、好きなように使っているという感じ。 サーバー管理者を指名すればいいのですが、それが効力を持たないのです。なぜでしょうね...

  • backlog
    こちらもタスク管理ができてwikiも使えるという点ではredmineと同じです。デザインはredmineよりかっこいいという印象。 使用するには有料となりますが、最低プランであれば2000/月という金額。許容範囲でしょう。しかし、ガントチャートを使用するには9800/月のプランにしなくてはいけない。少しハードルが高いか? 以前、使用していた期間はあるのですが、運用ルールが定まらずに有効利用されないまま契約終了となりました。部署として全体の管理をする姿勢がないのが一番の問題でありますが...

一番採用される可能性が高いredmineを挙げてみました。しかし、最終的に決定したのはエクセルのツール。条件付き書式を駆使して予定と実績の線を引き、完了プロジェクトはバックカラーを変えるというもの。

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一応、システム会社です。お客様へ「便利なソフトを提供します!」と営業をかけている会社です。 エクセル管理です。

今までやっていなかったので、管理をしようという方向に進んだのはいいことであると納得させるしかありません。 周りの人が何をやっているのか知ることができるようにする、そのための第一歩ではないでしょうか。そんなこともやってないのか、と思うかもしれませんが、個人に任せっきりになることは珍しくないのではないかと思います。

とにかく、一歩前進したと捉えるとして、今後の運用の中で改善として挙げていくしかないだろうな、という感じ。普段の連絡ツールにslackとか使えるようになるといいのですが、まだ先になるでしょう。 行動に移し、改善し続けるしかないと思います。