読書:魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい

発売されてすぐ、週末のうちに読み終えました。

タイトルにある通り、魔王が奴隷のエルフを嫁にしてしどろもどろする展開が目白押しです。奴隷としてオークションにかけられたエルフを一目で気に入って手にしたものの、奴隷として扱う気はないけど魔術師として生きてきて人とどうやって接すればいいかわからない残念な魔王さんというのが始まり。

今回の話では新婚旅行がメインで、他にも気にかけることがあって動いているうちにいろいろ巻き込まれているという状況になってます。そして魔王とエルフの初々しいしさは変わらず。 夫婦のやりとりからは想像できないけど、魔王の強さは恐怖そのものでしょう。魔王が使っている術はあまりの威力の高さ故に加減が難しい。なにかと対立する関係である協会と戦うシーンへと移っていくのですが、強力な戦力である聖騎士を相手にして苦戦する様子すらない。さすが魔王。

そんなこんなで新婚旅行を終えるのです。魔王にとって戦闘になったものの、新婚旅行であることは変わらず、それに配慮しながらことを進めていくのです。いつ、どんなときでも周りへの配慮を忘れない、暴君とはにても似つかない魔王なんです。

この魔王のような強さはありませんが、どんなときでも周りへの配慮を忘れないように心がけようと思います。