読書:サピエンス全史

このところモンストばっかりやってて何も発信できてなかった。そーゆーときは頭の回転も鈍くなってるので、そろそろ元に戻す方向に動かなきゃなと思っています。

ということで、読み進めてる本の紹介です。

人類は認知革命、農業革命があってという内容で、何万年の経過を含めて人がどのような振る舞いをしてきたかわかりやすく書かれています。コミュニケーションがとれる動物は他にもいるけど、何万人という人が集団になれるのはなぜか、狩猟採集生活から農業中心になって元の狩猟採集生活に戻れないのはなぜか。

人類が他の多くの種を絶滅させてきたであろうことも書かれています。気候変動に耐えて何百万年も生きてたけど、人類と遭遇したタイミングで絶滅している種がたくさんあるのだと。特に大型の動物は数ヶ月に一度狩りのターゲットとなるだけで、生むよりも狩られる頻度が多くなり、絶滅へと向かっていく。 確たる証拠となるものはないけど、状況から種の絶滅に大きく関わっていたのは間違いないという見解になっています。一方的に人類が絶滅させたということではなく、状況によって判断していることもきっちり書かれており、誤解がないように配慮されています。

いろいろな考察の末に結論を出しているので、正しいか間違っているか、という観点以外でも非常に意味のある内容だと思います。是非手に取って読んでいただければ。